本ブログでときどき書いていることですが。
SKE48の最大の幸運は「松井珠理奈」「松井玲奈」という２人の逸材が同時に加入したことだと思います。
姉妹と思われても当然といえるほどの「名前の相似性」と、
それとは真逆の「キャラクターの対称性」。
陽の珠理奈と陰の玲奈。
この２人が立ち上げメンバーとして同時にSKE48に加入したなんて、今から振り返ればすごく奇跡的なことじゃないでしょうか。
その後も展開も面白い。
珠理奈が圧倒的な存在感を示しAKB本体をも脅かす勢いだった一方、玲奈は「もう一人の松井」状態だった初期。
そこから這い上がるべく狂気の活躍を見せる玲奈と、一方で「ゴリ押し」の批判を受けながらも体を張ってSKEを牽引する珠理奈。
そして3回の総選挙を経て、ついに玲奈が珠理奈を逆転した2011。
こういう展開、ワクワクしませんか？
もともとプロレス大好きなので、選手やアイドル達にこういう風にストーリーを当てはめて楽しむのが好きなんですよ。
ただこう考えた時、現時点で、珠理奈と玲奈のストーリーって一旦終ってしまったかのようにも見えちゃうんですよね。
(異論反論あるかもしれませんが、玲奈が珠理奈を追い抜いたという視点で)
でもそんなもったいないことはあってはいけなくて。
いまってちょうど第1部「玲奈編」が終わったのかな、と。
つまり珠理奈という壁を乗り越えた玲奈の話。
だから今度は珠理奈が玲奈を乗り越える話、第2部「珠理奈編」が始まらなくてはいけないんです。
これまで珠理奈の象徴だった「年不相応の大人っぽさ・優秀さ」という要素が、
4期生や5期生など珠理奈より年下のメンバーが増えてきたことや、
2012年高校生になることで、武器として使えなくなります。(すでになりかけている)
一方で珠理奈の足かせになっていた「ゴリ押し」感も最近は薄れてきています。
なので良くも悪くも2012年はそれまでの珠理奈をリセットして再ブレイクするいいタイミングではないかと。
また別の見方をすると、これまでは珠理奈と玲奈の「SKEのエースはどっちだ？」
という内部抗争的なストーリーでもありました。
こちらも2011年が終わるこのタイミングでは、玲奈に軍配があがっていると言わざるを得ません。
ではここからどうするか。
次は「SKEをいかにブレイクさせるか？」という外部に目線を向けたストーリーを展開して欲しい。
キン肉マンやドラゴンボールのように、これまではライバル同士で戦っていたのが、これからは戦友としてさらに大きな敵に立ち向かっていく番なのです。
その敵とは本体AKB48であり、世間一般の人々。
彼らに立ち向かうには、悟空とピッコロ、ベジータが手を組んだように、SKE48の最大戦力である珠理奈と玲奈がタッグを組んで立ち向かうしかないんです。
正直現時点で、世間でのSKEの知名度ってほとんどないと思うんですよ。
本拠地の名古屋にしたって、AKBの篠田麻里子は知ってるけど、SKEって誰がいるの？ていう人が多いはず。
そんなSKEを知らない人、アイドルにあまり興味がない人達を振り向かせる魅力とインパクトを持っているメンバー。
それはやっぱりJRだと。W松井だと。
彼女たちしかいないんじゃないかと。
そう考えた時、「W松井」「JR」という「名前の相似性」がすごく活きてくると思うんですよね。
覚えやすさってすごく重要。
SKEファンからしたら、「今さら？」て思われると思うんですよ。
でもそんな今さらのことも、世間には全く伝わっていないんです。
第一、こんな魅力的なユニットを期間限定でしか活用してないなんて、もったいないことこの上ない。
このユニットにもっと色んな歌を歌わせたい。
それを聞きたい。
そしてCMなんかにももっとたくさん出て欲しい。
SKEを全国区にするには、とりあえずＪＲコンビをブレイクさせて一般人の注目を集めることが近道じゃないかと。
それが珠理奈の復権にもつながるでしょうし、他のメンバーへの刺激にもなるはず。
2012年、こんな展開になってくれないだろうか。
切に願います。
仕事ほったらかして書きすぎた！ヤバス！
